こんにちは~ まだまだ寒い日が続きますね~
今日は寒い日にぴったりの洋食の定番、ロールキャベツの作り方を紹介します。
今では誰もが知っているこの料理、日本の洋食やさんにあることから、たくさんの人に、
フランスやイタリアまたはアメリカなどの料理と思われがちですが、
ルーツはなんと2000年前くらいからあるトルコのブドウの葉で米や肉などを包んだ
煮込み料理が近隣の地方へ伝わったらしいです。
日本のロールキャベツに一番近いのはロシアのガルブツィという料理じゃないかと勝手に思ってます。
画像はこんな感じです 中にはひき肉、お米が入ってます。
僕がシドニーにいた始めのころ、知り合ったフランス人にロールキャベツを作って食べさせたら、
喜んで食べてましたが、こういう料理は見たことがないと言われてめっちゃびっくりしたのをおぼえてます。
てっきりフランスやイタリアの料理と思い込んでました。
つたない英語で必要以上に舌を巻いて ロールキャべィジッ!と繰り返してもポカーンとした顔をされました(笑)
ROLL CABBEGE は和製英語なんだ!と思い知りました。
和製英語と言えば、そのころ、友達のオーストラリア人に電話口で僕のメアドをつたえようとして、
@をアッマーク、アッマーク!と何回繰り返しても舌を巻いても通じないのでその彼が
YOU MEAN AT(アット)?と言われて、アットマークは和製英語で、英語ではただのアットなんだ!
と初めて知りました。マーク付けたのだれやねん~~~
そろそろ作り方いきます
まず丸一個のキャベツの芯をくりぬいて、おっきめの鍋に入れ、外の葉っぱから丁重にはがしていきます
はがした葉っぱは柔らかくなるまで煮込むと巻きやすくなりますよ
はがしたキャベツの中心の太い部分を巻きやすいように包丁で平らにします
なかの具はハンバーグとほぼ一緒で、すこし薄めの下味にします。
スーパーに売っているひき肉は、いろいろな部位が入っていて、臭みもあるときが多いので、
僕は豚肉はお肉屋さんで県産のもも肉を指定してひいてもらい、
牛肉は冷凍の薄切り肉をフードプロセッサー(フープロ)でミンチにしちゃいます
お肉が少ないときはまな板で包丁でガンガン叩いてミンチに出来ますが、量が量なので
フープロで一気にいっちゃいます

両方を一対一の割り合いで合わせて塩少々を入れて(粘りがでやすい)
練りこんでいきます。少しだと手で混ぜ込みますが、今回は3キロもあるので
超便利なフードミキサーを使います。
これはメレンゲを作るときや、ハンバーグ、餃子のタネを練りこんだりするのにとても便利なマシーンで、
うどんの生地をこねるのもあっという間に出来ちゃいます。
粘りが出てきたらOKです
タネをキャベツでしっかりとまいていきます
僕はキャベツを箸で簡単に切れるくらい柔らかく煮込むので、巻き終わりを楊枝でとめたり、
かんぴょうでくくったりはしません。
鍋にぎっしりつめて、落し蓋をすればOKです。
トマトベース、ブイヨンで煮込むのもありますが、かつおを利かした和の出しで煮込んでいきます。
味付けは塩、薄口しょうゆのみです。中のお肉やキャベツからもうまみ出てくるので、余計な調味料は使いません。
キャベツが透き通ってきて、お箸で切れるくらいになれば完成です。(約二時間ほど)
すぐに食べられますが、
そのまま火を止めて冷めるまでおくと、味がなじんでおいしいですよ。
ゆずの皮を刻んでぱっとふればさらに風味アップ
ぜひ手作りロールキャベツ、挑戦してください!
面倒くせ~と思う方はぼたん屋で~
ではでは










